睡眠中は風邪をひきやすい。風邪に負けずによく寝るには?

良質の睡眠は免疫力をアップし、風邪を予防・治癒します。
しかし風邪予防・治癒のためにせっかく睡眠に気遣っているのに、
睡眠中は風邪をひきやすい。

睡眠中に風邪をひかないようにするには?

1. 部屋を保湿する:湿度を50%以上に保つ

2. 顔の周りの保湿:マスクがお勧め。

3. 空気清浄機を使う:部屋のウイルスを除去

4. ハウスダストを減らす:まめに掃除機をかける

睡眠中は風邪をひきやすい。なぜ?

睡眠中は体の免疫力が落ちるために、風邪をひきやすい。
睡眠中は、免疫細胞が活発に働けず、
また唾液の分泌も少なくなるため

鼻やのどの粘膜が乾くとウイルスに対する抵抗力が落ちる。
口で呼吸している人は、特にのどの粘膜が乾きやすい。

唾液の分泌が多い昼間は粘膜の防御力も強く、
口に入ったウイルスは飲み込んで胃酸によって殺してしまうので増殖できない。
しかし睡眠中は乾いた粘膜にウイルスが貼りつき、増殖しやすい。

睡眠時間は長いほど良いわけではない

睡眠時間と風邪をこじらせ肺炎になるリスクの関係を調べた。
(5万6953人の女性を対象)
睡眠時間が8時間の人に比べて、
5時間以下の人は1.39倍、9時間以上の人は1.38倍、
肺炎になるリスクが高いことが分かった
(Sleep. 2012 Jan 1;35(1):97-101)。

睡眠時間が短いのはもちろんいけないが、
長く眠りすぎると、多くは中途覚醒や浅い睡眠が増えて
睡眠の質が落ちるのでいけないと推定される。

睡眠は質が重要

米国で153人の鼻粘膜に風邪のウイルスを付着させ、
2週間で何人が発症するかを調べた結果、
中途覚醒が睡眠時間の8%以上を占めた人たちは、
2%以下の人たちに比べて発症の危険率が5.2倍だった。
(Arch Intern Med. 2009 Jan 12;169(1):62-7)
中途覚醒が睡眠の質を低下させ、発症に至ったと推定される。

浅い眠りに要注意!

「風邪をひいたら寝て治すのが一番」とよくいわれている。
しっかりと寝ること、すなわち質の良い睡眠をとることは、
なぜ、風邪の予防・治療になるのか?
については別の投稿をご覧ください。

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